ペリドット 宝石用原石情報 Peridot

ペリドット 宝石用原石情報 Peridot

一つの宝石が火の中から生まれます。ペリドット、火山の宝石。ペリドットの結晶はしばしば火山の岩石の中から見つけられます。そして時には、地球へ落下してくる隕石の中にも見つけられます!!その中から数個の石が宝石へ研磨されました。

ペリドットはOlivine鉱物の宝石です。ペリドットは鉄の成分がその石の構造上不可欠であり、またその鉄が夏らしい明るく黄色がかった芝生の緑色から、セブンアップ(缶ジュース)色の緑まで様々なグリーンを造りだします。

ペリドットは8月の誕生石 です。

ペリドットはZebergetと呼ばれる島で、古代のエジプトで採掘されました。伝説によるとペリドットは日中発見しにくいので、夜間採掘されていました。ファラオが島にはびこっていた大蛇を全て海へ導くまで、採掘は非常に危険な仕事でした。

ローマ人はその石が夜暗くなっても、まだ見る事が出来き、色が暗くならなかったので、“イブニングエメラルド”と呼びました。後に、ペリドットは十字軍戦士によって持ち帰られ、中世の教会の装飾に使われました。200ct以上ある大きなペリドットがケルン大聖堂にあるMAGIの3つの聖堂を飾っています。

ペリドットは悪魔を追い払う力を持っていました。そしてその力は金にセットされた時、より一層強くすると言われていました。

今日、ペリドットはアメリカ先住民によって、アリゾナのサンカルロス保護区で採掘されます。大きく良質なペリドットはミャンマーで採掘され、中国、スリランカでも採掘されています。

1994年にパキスタンでペリドットの新しい鉱脈が発見され、それらは今までに無い良質な石でした。新しい鉱山はパキスタン側のカシミール地方、ヒマラヤ山脈の西部、海抜1500メートルにあるNanga Parbat地域に位置しています。美しく大きな原石が発見され、大きな宝石に研磨されました。一つは300ct以上もあります。この新しい発見はペリドットに対しての興味を復活させ、人気を増やしました。

ペリドットは女神ペレの涙としてハワイで重宝され、ハワイの火山で作られますが、今日ハワイで売られているペリドットの殆ど全てがアリゾナ産です。オアフ島はOlivineで出来たビーチもありますが、残念ながらそれらはペリドットに研磨するにはあまりにも小さすぎます。